音MADのつくり方――BPMの設定編(REAPER)

REAPERで曲に合わせてリズムよく音声ファイルを配置したいけど、波形だけを頼りに合わせるのは難しい……。それはBPMを設定することで解決できます。

BPMとは

Beats Per Minuteの略で、曲のテンポ(=速さ)を表す数値。 1分間に楽曲が何回ビートを刻むかということを指している。 主に1分間に何回4分音符を刻むかで書くことが多い。

BPMがわかれば、曲のテンポがわかるので、音MADをつくりやすくなります。なぜつくりやすくなるのかは、下の手順を踏めばわかっていただけると思います。

曲のBPMを調べる方法

BPMを設定するには、まずは素材曲のBPMを調べなければなりません。

 音MADwikiの曲データ集を参照する

http://www10.atwiki.jp/onseimad/pages/19.html

偉大な先人たちが調べてくれた曲データ集です。ここにある曲はすぐに調べることができます。

音ゲー曲の場合

音ゲー曲は、ゲームの曲選択画面やゲームプレイ中にBPMが表示されます。また、各ゲームごとにwikiなども充実しているため、調べればすぐにわかります。

音ゲーマーはBPMという表現は慣れっこですね。

WAVE TONEで調べる

 http://ackiesound.ifdef.jp/download.html

WAVE TONEは曲の音階だけでなく、BPMも解析してくれます。

上メニューの「解析→テンポ解析」を選択します。すると、BPMが表示されます。

wavetone-bpm

「再生中にShiftキーを押しながら曲に合わせて・・・」と書かれていますが、だいたいの曲はこれをせずとも正しいBPMが表示されています。

ですが、念のために上にある「再生ボタン」を押して、曲の再生中にShiftキーを押しながらスペースキーをテンポに合わせて「タンタンタンタン・・・)」と叩いておいたほうがよいです。そうすると、上のほうにあるBPMや拍子の欄も更新されます。

wavetone-bpm02

再び上メニューの「解析→テンポ解析」を開くと、自動検出と手動測定の二つの要素から総合判定されたBPMが表示されます。

wavetone-bpm03

ただし、途中でBPMが変化する曲は、この方法ではうまくいきません。

途中でBPMが変化する曲の調べ方

音MAD初心者には、かなり難しいので、初心者のうちはBPM変化のない曲でつくるのがオススメです。それに変化しない曲のほうが圧倒的に多いです。

これまでにニコニコで流行した曲もBPMが変化する曲はほとんどありません。

どうしても調べたい場合

※このあとの説明がわからないと理解しにくい内容です。

REAPERでBPMを設定して、曲のBPMの変化する点を見極めて、BPMの変化点で分割して、それぞれ書き出します。

それを別々にWAVE TONEに入れれば大丈夫です。何回も変化する場合はこれを繰り返します。

REAPERでのBPM設定方法

テンポマーカーの挿入

まずはREAPERに使用する曲を配置します。

次に左上のメニューの下段の右から2番目にある「磁石のようなアイコン」をクリックして「Snap disabled」にします。これをしておかないと線にそってしか音源が移動できないので、BPMを合わせる調整が難しいです。

リーパーボタン

「Snap disabled」にすると、自由に動かせるようになるので曲の開始部分にカーソルをもっていって、上のメニューから「挿入→拍子・テンポマーカー」を選択して、曲のBPMを入力します。

bpm01

 拍子が4/4でない曲への対応

テンポマーカーを設定するウィンドウにある「4/4」の表記を曲の拍子に合わせて修正すればOKです。

 BPMを設定すると

REAPERのタイムラインのグリッド線が、曲のテンポと一致するようになります。つまり、グリッド線に合わせて音声ファイルを配置することで、作業がかなり楽になります。

きちんとBPMを設定できたかを確認しておく

音MADの制作に入る前にグリッド線がちゃんと曲に合っているのかを確認しておきましょう。

bpm02

曲の後ろのほうをみて、波形とグリッド線の間隔が上の図のようにしっくりときていたらBPMはきちんと設定できています。

だいたいどんな曲でもドラム部分などでテンポを把握できる波形があるはずなので、その部分とグリッド線の間隔を確認しましょう。

グリッド線の間隔を調整する

グリッド線の間隔をもうすこし細かくしたい場合もあると思います。

その場合は、上メニューの「オプション」の「スナップ・グリッド → スナップ・グリッド設定」を選択します。

いちばん上の「Snap grid, line spacing」を選択します。分母が大きくなればなるほど、グリッド線の間隔は細かくなります。

3連譜への対応

BPMがあっていても、そのままでは3連譜には対応できません。

3連譜に対応させるには、グリッド線の間隔を調整するときと同様に、上メニューの「オプション」の「スナップ・グリッド → スナップ・グリッド設定」を選択し、「Snap grid, line spacing」を選択します。

分数の後ろに「T」がついているものを選ぶと3連譜に対応されます。ただし、この設定では3連譜以外にはあわなくなります。

すべてが3連譜という曲は珍しいと思うので、「T」をつけたり外したりして、調整しながら音MADを作成してください。

BPMが途中で変化する曲への対応

BPMが変化するところで新しくテンポマーカーを挿入して、変化後のBPMを設定してあげればよいです。

BPMの変化点までは、グリッド線と曲のテンポがあっていて、変化点以降はじょじょにズレていくので、注意深く観察すればBPMの変化点を特定できると思います。

複数回BPMが変化する曲の場合は、BPMが変化するたびにテンポマーカーを挿入すれば問題ありません。

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